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脱ぎ捨てられる昨日

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あのころの…



メロディとテンション、歌い方、どれもなんだか懐かしく、でも過去の古さまではいかなくて、落ち着く。
どうしてか遠ざかって、今となってはそのときの自分の参加していた暗闇からさえ疎外感がある。あのころの感じにわずかでも訴えてきたものを、「一時の幼さだった」と切り捨ててしまうことなく、どうしたらちゃんと冷徹に守ってとっておけるのか
「時代を越える作品」ばかりがもてはやされて、時代の狭間に散らばるたくさんのもの、たくさんのひとときが見捨てられていく。自分もたくさんの、「そのときの切実さ」を、大きくまとめてあとから都合よく、大人になったとなぜか形容される価値観で過去を暴力的にまとめて塗り替えている。過去は現在からしか見出せず、追えば追うほどそのときとはズレていくのに。
ただ打ちのめされ、ただ手を突っ張るしかなかった「そのとき」のそのときを、勝手に俯瞰したつもりになって。

エディプス。

岡崎京子の『リバーズ・エッジ』を、60歳になって読むことを想像すると少し怖い。
昔からそうだったように思うけれど、自分より年下の人が歌う歌に率直な興味が持てなくなっている。余裕がないのかな…?

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