ジブリは主題歌なんでああ決まるんだろう。
石川智晶について、知り合いが、「声がちょっとおばさんぽいのがいい」と言っててそうだなーと思う。 少女性・母性のようなものを同時に広く含みながら、ぐーっと開いていく感じがする。
その上で、自己陶酔や神秘性に居直ってもいない。 あくまで「こちら側」に、生身の女性が立っている感じがする。
その着実さ。責任感みたいなもの。
セシル・コルベルはメディアがもてはやす容姿じゃないだろうなあ、と思う。10代だったら「美しくない」と言ってしまったかもしれない。 そういう、あらかじめ決定づくになってしまっているにぶい線をキッパリと越えていく重々しさみたいなものが彼女の容姿や歌にはあってとても綺麗だ。
アリエッティの主題歌は日本語でうたわれているけど、その日本語にこなれない感じが、当然の発音の日本語の歌を聞くより、言葉が幅を持って聞こえてくる。
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